映画「クローバーフィールド」

mkt

2008年04月25日 15:33

クローバーフィールドを観てきました。

この映画、まさにローラーコースタームービーです。

ゴジラみたいな映画かと思いきや、全然違います。

確かにモンスターが登場して、街中を大暴れするのは同じなんですけどね。

舞台は二ューヨーク、マンハッタン。
若者達が東京に転勤が決まったロブの送別会をしていて、楽しそうな雰囲気が漂っているのですが、それはこれから始まる物語とのコントラストをより鮮明にさせるためのものでしかなかったのです。

映画のほぼ全編を通じて、ハンディカム(ソニー製でしょうか?)で撮影され、手ぶれが物凄い映像です。

そのため、乗り物酔いしやすいタイプの方は、観ていて気持ちが悪くなるかも知れません。

最近のハンディカム、ビデオカメラは、デジタルカメラなど、手ぶれを補正する機能が発達しており、かなり揺れても、それなりにキレイに写ってしまうから素晴らしいです。

記録媒体もテープから、ハードディスク、SDカード、ミニDVDなどに進化、小型化、高画質化しています。

映画で使われていたカメラは、手ぶれ補正機能が入っていないカメラだったのだろうか?と思うくらいの勢いです。

ただ、バッテリーの容量はとてつもなく大きいんじゃないかと思います。一晩中カメラを回しても、全然平気なんです。

一連のハリウット映画に見られるような、最後は正義が勝って、ハッピーエンドな展開にはならないところもいいです。

観ている私達が次は多分、こうなるだろうという期待は、ことごとく覆されてしまいます。

映画自体は、音響、映像、ストーリーを含め、設定は不自然ですが、映画館で観る価値のあるとても面白い作品だと思います。