「ふりかけ」は魔法の粉
1000種類を超える商品がひしめくといわれる「ふりかけ」市場。大ヒットの目安である年間売り上げ5億円を、発売から8カ月あまりで突破した商品がある。
ミツカンが昨年8月に売り出した「おむすび山 赤飯風味」(2袋入り136円)だ
ご飯に混ぜるだけでおいしいおむすびが作れる「おむすび山」のニューフェース。普通のご飯を、もちもちとしたもち米を使った本物の赤飯に限りなく近い食感に変えてしまう“魔法の粉”だ。
100年に1度の経済危機で消費者の節約志向が高まる中、食材を買って家庭で食事やお弁当を調理する「内食回帰」が追い風となり、リピーターを次々と増やし、「ふりかけ市場では、近年まれにみる大ヒット商品」(業界関係者)となった。
普通のご飯にふりかけて交ぜるだけで、赤飯に早変わりするという手軽さは、主婦やOLなどから圧倒的な支持を集め、ミツカンの予想をはるかに超えるヒットにつながった。
新製品の発売以降、内食回帰の追い風もあり、他の「おむすび山」シリーズも好調で、全体の売上高は、前年実績に比べ4割増で推移しているという。
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最近、食費を減らす目的で ランチには手作りのお弁当を持参するのが流行っているらしいです。
都内のデパートでは、そのためにお弁当箱やポットなどのコーナーを設けているところもあるそうです。
体のためにも、お財布のためにもいいですよね!
そういった方々から支持をうけて、ふりかけは人気が高くなってきてるみたいです。