リサイクル!繊維100%活用しエネルギーに

mkt

2010年06月06日 14:29

 リサイクル事業の日本環境設計(東京都渋谷区、岩本美智彦社長)が進める衣料品リサイクル「FUKU-FUKUプロジェクト」が、本格的に始動した。
「あなたの服を地球の福に」を合言葉に小売事業者が回収した衣服を、日本環境設計が石油代替エネルギーにリサイクルするプロジェクトだ。昨年度、経済産業省などの支援を受けて実験を行い、成果があったためスタートした。
同社は回収した繊維製品のリサイクル率100%を目指す。

 「FUKU-FUKUプロジェクト」は日本環境設計が事務局を務め、アメリカ屋、エドウィン、イオンリテール、良品計画、丸井グループ、らでぃっしゅぼーやの6社が参加する。6社が消費者から衣服を回収し、日本環境設計がバイオエタノールなどの石油エネルギーにリサイクルする。バイオエタノールは重油と混ぜ、ボイラー燃料として販売する予定だ。

 日本環境設計によると、日本国内では年間約200万トン以上の繊維製品が廃棄され、そのうちの約85%が焼却や埋め立てられている。初年度の衣服の回収目標は50万トン。今後も参加企業を広く募り、繊維販売をはじめとする小売事業者と衣服のリサイクルを推進させたいとしている。

【毎日新聞】

世界中でリサイクルやエコロジー活動が活発に行われていますね!
着なくなった衣類って、なかなか他人には譲りにくいものですが、こうして役に立つと思うと嬉しいですよね!

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