ペット通院率
ソニー損害保険は2010年12月9日、愛犬・愛猫の健康に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、犬を飼っている人は約 2/3、猫を飼っている人は約1/2の人が、この1年でペットによる通院を経験していることが分かった。また犬の年齢別に見ると、高齢の犬ほど通院回数が多くなる傾向が確認できる(【発表リリース】)。
今調査は2010年10月18日から20日にかけて、犬か猫を飼っている18~59歳の男女に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。犬猫比は1対1。
【イヌとネコ、耳や鼻が良いのはどっち?…イヌとネコのトリビアたち】にもあるが、幅に違いはあるものの、犬も猫も寿命は10年前後とされている。医療技術の発展と共に彼ら・彼女らの寿命も延び、飼い主と共に暮らせる時間も長くなる昨今だが、同時にペットの高齢化に伴う医療問題も話題に登りつつある。
今件調査母体では、この1年で飼い犬を一度も病院にかからせる必要が無かった人は34.0%、飼い猫は51.2%に過ぎず、逆にそれぞれ66.0%・48.8%の飼い主が最低一度は(ペットのための)病院のお世話になっている。
犬はともかく猫の調査母体における年齢階層が不明なこと、犬猫それぞれの年齢による疾病率などの違いがあるため、一概には言いきれないが、少なくとも調査母体では猫の方が病院のお世話になる機会は少ない。
当然、必要となるペット用医療費も、犬の方が多くかかる結果が出ている。種類によって大きな差異も考えられるが、概要的にという意味で見ると、年間5万円以上の出費が発生した人は犬で12.0%、猫で6.4%。お金の多少がペットへの愛情と比例するわけではないものの、飼い主には少々負担の重い話。
愛犬について、その犬の年齢区分別に通院回数を見ると、当然のごとく高齢の犬の方が回数は多い。医療費、また愛猫に関するデータはないものの、猫も犬同様、そして双方とも回数に比例して医療費がかかっていることは容易に想像ができる。
犬も猫も生き物に違いはなく、歳を取るとあちこちガタがくるのは人間と同じ。高齢になるにつれて体をいたわり、トラブルが生じればお医者さんの世話にならなければいけないのも、また人間と同じであるに過ぎない。
(サーチナ)
最近は人間だけでなく、ペットの高齢化も進んでいるようです。
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